Interval Shooting

◆インターバル撮影とは____________________________________________

スチール撮影をしているけど。ムービー撮影はしたことがないあなたへ!

インターバル撮影 (Time-Lapse、タイムラプス、低速度撮影、微速度撮影、コマ撮り) に挑戦してみませんか?

インターバル撮影とは、数秒~30秒に1コマ程度の画像を撮影し、それを繋げて動画にする手法です。

各種フリーソフトを利用することにより、結構手軽にできますよ!

静止画撮影はある程度経験あるけど動画については全くの初心者という方を対象に、

必要な機材、撮影、動画化、動画の色調補正まで一通り解説します。

 

 

◆タイマーレリーズ______________________________________________

タイマーリモートコントローラーは各メーカー純正品になると、

¥10,000以上するモノになります。

そこで、サンセットブルースでは汎用品をご紹介します。

 

Amazon.co.jp


タイマー 機能付き キャノン Canon リモート スイッチ 対応 互換品 リモコン。

TC-80N3 対応と RS-60E3 対応共に同価格。カスタムレビューでも信頼性が確認されているようです。

スイッチサイエンス 

 スイッチサイエンスオリジナル商品。こちらはキット売りですのでハンダ付けが必要になります。また、適応機種が限られていますので要確認が必要でしょうか。

十秋商映

http://www.toaky-camera.com/

キャノン用¥3,950 有線タイプ

ニコン用¥3,750 有線タイプ

 

「YONGNUO」製は中国の撮影機器を生産する大手会社で。「YONGNUO」は中国語では「永諾」、つまり「永遠の承諾」の意味となります。商品の 品質にこだわって、長年、続けてきた生産会社です。もちろん万が一の初期不良品も避けられませんが、他の中国製商品に比べるとしっかりとしていると思いま す。


◆撮影に仕方_________________________________________________

<インターバル撮影>

基本的には、カメラを三脚で固定し、ひたすら連写するだけです。

経験からいえば、三脚をしっかり固定すること。風が強いと後で動画にした際、

画像が揺れるコマが出てしまいます。あと水平を取り易いビデオ用のモノがいいでしょう。

 

1.画像サイズ


容量節約のため、記録画質は、小さめのサイズに設定しておきましょう。
フルHDの動画の解像度が1920x1080ですので、これと同程度か一回り上のサイズを選択すれば充分です。

 

2.メモリ


夕日が落ちる時間の約1時間前から撮影スタートします。
日が入り夜の泊まりが降りてくるまでを撮影します。約1時間30分程度
4Gがあれば十分です。

3.露出


私たちが普段撮影している設定は、ISO100 F13 シャッタースピード1/150。
季節・風景によりますのでみなさま、各自で露出を変えて楽しんでみてください。


◆HDR撮影__________________________________________________

夕日をうまく撮影できない方によく相談されますので、HDR撮影の仕方をご紹介します。
サンセットブルースで使用しているカメラはキャノンで(他カメラメーカーでも同じです)解説します。


●カメラの設定
カメラのメニューABEを起動させます。露出補正の応用機能で、作例のように段階露光で自動的に明るさの異なる写真を撮影し、あとで一番好ましい明るさの写真を選ぶことができます。この機能を使った撮影のことを、AEB (Auto Exposure Bracketing:オートエクスポージャーブラケティング) といいます。

露出補正量のレベルが調整できると思います。眩しい太陽に状況は、2 2/3 or 3にあわせます。
霞がかかっていたり、雲があるときなどは、1 2/3 or 2 1/3にあわせます。

(このレベルは好みや経験則できめてください)


●アプリで編集

サンセットでは無料で使えるアプリ「Photomatix Pro」を使用しています。
www.hdrsoft.com/jp/

無期限の体験版をダウンロードして活用しています。機能は制限されますが十分すぎるアプリです。


01.撮影したPhotoを →ブラケットした写真をロード →参照 →選んでOK する。この時、適正・オーバー・アンダーの

3つの写真を選んでください。

 

02.処理オプションデフォルで処理 → トーンマッピング/合成 → 露出合成でアクセント・ブレンド・シャドウ・彩度・白色付加・黒色付加・中間トーン調整のスライダーを調整して → 処理を実行 する。


合成されたPhotoを保存で終了です。

◆編集____________________________________________________

 

WIN&Macの場合

 

「Panolapse」は、タイムラプス動画を作成できるソフト。

WIN、MAC双方で対応バージョンが用意されています。

タイムラプス動画は、一般的な動画よりもフレーム数が大幅に少ない映像のことで、フレーム数が少ない分だけ早送りしたように見える。通常は、一定間隔で撮影した定点写真、つまりインターバル撮影の写真をつなぎ合わせることで、1本のタイムラプス動画へと加工する。

本ソフトを利用すれば、連番ネームのJPEG画像を読み込むだけで、手軽にタイムラプス動画を作成することが可能。パン、ローテーション、ズームといった エフェクトをマウスドラッグで直感的に付加できるのが特長で、あたかもアングルを変えながら撮影したような雰囲気に仕上がる。

また、それぞれの絞り値・シャッター速度・ISO感度から露出を自動で補正する機能も搭載している。この機能は、環境光が大きく変化する、日の出・日の入などの風景を素材とする場合に役立つ。
作成した動画は、Motion JPEG形式のMOVファイル、またはH.264形式のMP4ファイルで保存することが可能。なお、解像度は最大で1,280×720となっており、それ 以上の解像度を望む場合は、64.95米ドルで販売されている製品版を購入する必要がある。

 

http://www.panolapse360.com/


Machintoshの場合

●撮影したCUTを動画にする_FramebyFrame

Macでコマ撮り用ソフト(フリー)FramebyFrameが簡単に動画にできます。

Macの場合は、後でiMovieで編集することになりますので取込む画像サイズを1920×1080に

事前に加工しておく必要があります。(PhotoShopならバッチ自動処理を使うと便利です)

 


こちらも、任意でフレームレートやコーデックを選択できます。

QuickTimeでProRess422に設定すれば画像の劣化もなく、ファイルサイズをおさせることができます。

 

 

◆アプリ_iOS Android_______________________________________

スマフォ&タブレットのアプリでインターバル撮影ができて、

しかも、ムービーに変換してくれるアプリをご紹介。

 

Lapse it Pro_free判

デベロッパー:Interactive Universe

デベロッパーwebサイト:http://www.interactiveuniverse.net


◆アクションカム__________________________________________

最近Amazonでも手頃の価格になっています。アクションカムにはインターバル撮影ができるカメラが沢山あります。
4K画質のモノでも¥10.000をしないで購入できます。
画角が170°のモノが多くズームもできませんの後でトリミングする必要があります。動画撮影としてファイル保存されますので、スチールを動画変換する必要がありませんので編集が苦手な方にはいいかもしれません。
なので、鳥や虫や飛行機などゴミに見えるモノを消すのが大変です。